2006年07月20日

la voie lactée(天の川)1

昔、むかし、中国の天帝には娘がいました。
織姫星(こと座 1等星ベガ)が機(はた)で織る織リ物は
それは見事だったそうです。
彦星(わし座 アルタイル)は 働き者の牛追いでした。
天帝は2人を引き合わせ、
恋に落ちた2人は結婚を認められましたが、
一緒に過ごす時間があまりに楽しかった彦星と織姫は、
仕事をせず、すっかり怠け者になってしまいます。
怒った天帝は、2人を天の川を境に
東と西へ引き離してしまいました。
しかし、嘆く二人を不憫に思った天帝は、年に1度、
7月7日だけは天の川で2人が会うことを許しました。


星と星座星と星座
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 星と星座
[著者] 渡部 潤一出雲 晶子牛山 俊男
[種類] 大型本
[発売日] 2003-06
[出版社] 小学館

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七夕の時期になると、先生がこんな神話を話して聞かせてくれ、
彦星と織姫に願いを叶えてもらうため、笹の枝に、
願い事を書いた短冊を吊るしました。
いつもは離れ離れの大好きな恋人同士が、年に1度だけ、
天の川で逢うことを許される。
そして、人々の願いまで叶える。
ロマンチックだけど、なんだかかわいそうだなー、
怠けると、好きな人に逢えなくなっちゃうんだなーなんて
子供心に思っていました。

時が経ち、大人になり、いつしか そんなおとぎ話も忘れ、
七夕といえば年に1度、ニュースの仙台七夕祭りの
大きな飾りをみた時にだけ思い出すくらい、
私の心の中からは、すっかり消えていました。



今年の春、
15年間ずっと親友であり、
なにがあってもいつでも私の味方であり、
唯一の理解者であり、
まるで兄妹のように仲良くしてくれていた
大好きな人が、私になんのメッセージも残さずに、
突然 空の星になってしまいました。


かつて経験したことのない、生まれて初めての、
苦しい時間が流れていきました。
何もノドを通らず、お腹は空かず、眠ることができず、
笑えず、職場で普通に人と接するのが精一杯。
心配して 食事に誘ってくれる友人もいましたが、
誰と一緒にいても、何をしていても心の中では 
彼を呼びつづけている。
次から次へと思い出す、2人の楽しかった日々。。
もう聞くことのできない、たくさんの言葉たち。。。

毎日逃げるように部屋に戻り、一人彼の写真を前に、
ただ泣き、お酒を飲み、
語り続ける日々が続きました。自分でもわかるほど、
みるみるうちに、痩せていきました。

気づくと、朝も夜も、駅で電車を待つ間も、
電車の窓からも、歩きながらさえも、
空を見上げる癖がついていました。 
そして、子供の頃 夢中で短冊をつるした、
七夕のla voie lactée(天の川)を思い出したのです。
まるで、彦星と織姫みたい、、、
それから考えたこと。
「1年間がんばれば、7月7日に、
 夢の中ででも、天の川で逢えるかも」 
そう、明るく心に描いていれば、
上をむいて元気に過ごすことが
できるんじゃないかと。

日々、明るく元気に過ごすためには、
大好きな料理をして、自分にとってのle plate du jour(その日のおすすめ)を つくっていこうと。
posted by lui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | la voie lactée(天の川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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